シニアの就労は、もはやかっこいい!
No.6 カラー専門サロン共同経営者
もともとママ友たちの集い場が、毛染め合いの場になり、
専門のスタッフが常駐するカタチで進化。
うちは目が離せない家族がいて手が離せなかったんですが、
みんなの集い場になり、親しい人が立ち寄ってくれて助かっています。
地元の方々から喜ばれ、毎月2万円ほどのお小遣いも入ってくるし、大満足。
専業主婦から カラー専門サロン共同経営者(67歳)
十数年前から、節約のためにサロンで毛染めするのを、
ママ友たちと集まってワイワイお茶飲みしながらしていました。
だいたい半日自宅を解放して、10人くらい集まっていました。
薬剤、タオル、シャワーキャップやイヤーキャップ等は自分で持参、
お茶代+お風呂シャワー代で1,000円集めていました。
中でも、とても上手な人がいて、元美容師でちゃんと資格も持っているんですが、
カットが苦手で美容師に戻るのは絶対に嫌だとのことでした。
それで、ある人の提案で、お金を出し合って我が家の洗面台に洗髪台を拵え、
カラー専門サロンを開業しました。
会員制で、一見さんお断り。
もちろん、料金は1,000円。
元美容師さんの友だちもスタッフに加わり、
毎日15人くらいですが、ほぼ満員御礼です。
このカラー専門サロンのように
仲間たちとやりたいことを仕事にした事例が
増えてきています!
- 高校の同級生で集まり、町おこしのための団体を立ち上げ 「NPO法人 桐生再生」
- 「近所にもう一人お母さんがいてくれたらこんなことをしてくれるだろう」という、少しお節介な家事サービスを提供 「東京かあさん」
- 定年後、車を使った社会貢献ができないかと考え、市民でも運輸局の認可を受け、介護タクシーを始めたら大盛況。仲間を巻き込んで起業 「株式会社アートピック」
- 文字通り草むしりを生業とする「株式会社草むしり」 社員は定年退職者が多く、地域貢献をしながら報酬をもらう
など今までの起業と違って、利益第一ではなく、地域の課題に目を向ければ色々なことが見えてくると思います。他に、各分野の専門家が、職業上持っている知識やスキルを提供して社会貢献するボランティア活動プロボノもあります。
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